私たちニラクは1950年の創業時以来、パチンコホールビジネスを中心に、“「明るく」「 楽しく」「 面白く」”を提供することによって、その地域の人々の幸せな時間を創造することを理念に掲げ活動してきました。2023年3月末時点では、東北地方を中心にパチンコホールを49店舗運営するにいたりました。
このパチンコホールビジネスは、私たちの今、そして将来においても私たちのビジネスの中心でありつづけるものであります。
「明るく」「楽しく」「面白く」、この理念は普遍的なものであり、私たちのすべての事業全体に共通の理念です。そしてトップマネジメントからのすべての従業員の行動規範です。
私たちは、この理念の他に、私たちの将来におけるビジネスに対しての概念を新たに設定しています。それはこれまでパチンコビジネスで地域の人々と共に培ってきたホスピタリティと、人々を楽しくするという思考からくるエンターテイメント性を融合して、パチンコビジネスはもちろん全世界で様々な分野で人々に幸せな時間を提供していきたいというものです。
それには、社員が成長し、その力を結集していく事が最も大事だと確信をしています。私たちの商品、サービスを提供するすべての従業員が、私たちが持ち続けるべき哲学、そして価値観を共有し、トップマネジメントを始め全従業員が心を一つにして、様々な事業環境に立ち向かい、変化し、一歩一歩前進してまいります。
2015年4月には、ニラクを傘下にもつ持ち株会社である「ニラク・ジーシー・ホールディングス」が香港証券取引所メインボードに上場をいたしました。この上場は、ニラクグループで働くすべての人たち、そしてパチンコ業界全体の社会的地位の向上と、将来に夢が持てる企業体へとなるためのものでした。
東日本大震災より13年の月日が経ちました。被災を受けた東北地方は今その痛手から力強く立ち直り、復興への道のりもより具体的なステージへと移りつつあります。東北地方を基盤とする当社はこの東日本大震災以降、多くの地域の人々に支えられ、あらためて主力事業であるパチンコ事業の存在意義を問い直す良い機会を与えてくれました。この事をしっかり肝に銘じ、ささやかな憩を提供することによって地域の人々に明るく楽しく面白い生活を送る事ができるよう努力していきます。そして、お客様、株主の皆様、関係者の皆様に対して感謝の気持ちを忘れずに、厳しい環境を勝ち抜く強い意志を持ち続け、企業価値の向上に努めてまいります。
また、社員一人ひとりが常に新しい事に失敗を恐れず「挑戦」していくことができ、そして社員一人ひとりが自立の精神を持って、自主的に改革改善とその実行ができる環境の整備を進め、変化が激しくなっていく経営環境に素早く対応できるよう、全社一丸となり経営理念の実現に向けて取り組んでまいります。
代表取締役社長谷口 久徳